今度こそ絶対に成功してやる!
気合い入れて決意の力で乗り切れッ
そう決意したあなたは
破滅への道へ迷い込んでいます。
努力するほど失敗する法則
「努力と根性で理想を現実にしろッ」
この言葉を頑なに信じている人は
一生報われません。
なぜならこの言葉は夢をさえぎる障害だ
ということに気が付いて下さい。
どれほど気合を入れても、
どれだけ根性で乗り切ろうとしても
この言葉を唱えた為に理想に近づけない人は
過去にも今も山のようにいます。理由があるんです。
その残酷な現実を、
具体的な事例と科学的なデータで
徹底的に暴き出します。
あなたが信じて疑わない「気合」と「決意」
という根性論が、いかにあなたを裏切ってきたのか。
その真実を、目を背けずに直視してほしいのです。
プロローグ
村井重治(47歳)は、
23年間中小企業で働く平凡なサラリーマンだった。
彼の心の奥で燻り続けるものそれは、
諦めきれない起業という理想
定年起業への挑戦 -行政書士合格へ
と過去3度の挑戦は燦々たる敗退、
周囲の嘲笑、
それでも彼は諦められなかった。
毎朝4時半起床、深夜12時就寝。
睡眠時間わずか4時間半。
「絶対にやる、どんな事があってもやる」
気合十分で始めた4度目の挑戦。
しかし現実は悲惨だった。
どんなに気合を入れようとも、
強い決意を固めたつもりでも
勉強を続けようとする努力が継続できない、
本を読み知識を蓄えることさえできない、
気がつくと冷めた言い訳だらけの自分がいる。
なぜなのか?
「孫正義」や「イーロンマスク」のように
とは言わないまでも、同じ人間だろ、
できるはずなのに、
情熱はあったのになぜ継続ができないんだ。
どうして俺はあんな風にできないのだろう。
なさけない
村井は、できないやつを
「根性がないやつ」
「覚悟のかけらもないやつ」
としか考えられなかった。
彼の尊敬する成功者はすべからく
根性があり常人離れした気合で頑張って
地位を築き上げた。
だから情けない自分を責め続け
何冊も自己啓発書を読み鼓舞した。
何度も「気合を入れ直した」
つもりでも心は萎えたまま・・・
悶々としたまま、
時間だけが流れていく・・・
成功者ってやつらはやはり「人種」が違うのか?
しかしひょんなことから
ヒントが飛び込んでくる。
その答えは、
駅で偶然耳にした子どもたちの
何気ない会話の中にあった
このbrogでは
理想の達成が見えない、
努力が継続できないのは自分なんだ」
という偏った思い込みはしません。
心の立ち位置を変えると視点が変わります。
視点が変われば対処法も分かります。
そしてぼんやりした自己改造法などではなく
「自身に合った自分操縦法」を
自分でカスタマイズできますのでお楽しみに。
ここで一つお伝えしときます
この動画のタイトルを見ると
「ある疑問」というか「反論」が浮かびます。
焼け付くほど努力と根性をもって
理想を達成した奴もいるじゃねえか
お前間違ってんじゃないの?
なんか方法があるんじゃないのか?
}そいつらは「変わった才能」
を持ち合わせた人間なのか?どうなんだ?
その疑問については最後にお話しします。
もちろんハルシネーションではなく
「科学的エビデンス」も加えて。
脳が仕掛ける「努力への反逆」
衝撃の事実:
95.3%の人が1年以内に挫折するというデータがあります。
大手企業C社の調査によると、
オンライン英会話を始めた人の
95.3%が1年未満で挫折しています。
ジョギング継続率を調査したデータでは、
約半数が1日で挫折、
2週間後には9割近くが諦める
という驚愕の結果が出ています。
他にも継続できないデータはありますが、
多くの人は学校のような強制的でもない限り
継続ができないのです。
なんだ?この結果は?
これは単に意志の弱さだけの問題ではありません。
起こるべくして起きた
科学的なメカニズム、
ソレを自分のせいだと勘違いしてしまっているのです。
子どもの会話が暴いた「脳の裏切り」
駅へ向かう途中、
村井がふと耳にした子供たちの会話
A:なぁ、はると、宿題しようと思うと
いつも頭の中の声が囁かないか?
『焦るなよ、もう少し後でいいんじゃね?』って
B:そうそう、たくみ、俺も聞こえるぜ。
「スマホ見てからやろうぜ」
なんて聞こえるんだ。
でも、TVとかゲームしようとする時は
何も言わないのになぁ
A:そういえば、うちの姉ちゃんなんか3
回もダイエット失敗してるんだぜ。
いつもダイエットがんばろうとすると
お腹が空くし、がまんしようとすると
甘いものが我慢できねぇんだって
ねぇちゃん言ってた。
ねぇちゃんの頭の中にも
邪魔するやつがいるのかな
この子どもたちの素直な観察が、
目標達成を阻む脳の正体を的確に言い当てていた。
村井は何かが弾けるような
衝撃を受けた。
あなたも頭の中で自分を引き止める甘い囁きを
聞いたことがあるはずです。
脳科学が解明した「決意の逆効果」
あなたの前に立ちはだかる
大きな原因は強烈な『気合』と『決意』にあります。
「気合」や「決意」が目標達成を妨げているって、
んな馬鹿な理由ないだろ。
気合と決意がなくて
どうやって目標を達成すんだよ。って
不思議に思いますよね?
悲しいかな事実なんです。
これには科学的根拠があります。
脳と潜在意識は「変化を嫌います」
特に急激な変化を望むと
「強烈な抵抗」を仕掛けてきます。
ぶっちゃけデブでも今のままの
「現状維持」が大好きなのです。
これを現状維持バイアスと言います。
強い決意と気合 = 脳への宣戦布告
そんな脳と潜在意識は変化しようとする
「気合と決意」を自分を脅かす宣戦布告だと認識します。
「絶対に変わってやる」
という強い決意は敵対行為 になるわけです。
その結果、脳は2つの強力な妨害工作を開始します:
- 甘い囁きの誘惑(「ダイエットは明日から」)
何か決意すると頭の中のもう一人が囁きます。
何も今日じゃなくても明日からやればいいじゃん
頑張って仕事で疲れてるし自分にご褒美
よし、最後の一本吸ってから禁煙しよう
このような脳の言い訳を
「創造的回避」と言います。
目標が高いほど「創造的回避」は
現状にとどまらせようと強力に働きます。
認知の盲点
(自分が自分をコントロールできるという幻想)
強く決意すればできるはずだ
気合を入れれば可能なはずだ
できないのは「怠慢だ」
これは一種のダニング=クルーガー効果です。
ダニング=クルーガー効果とは、能力の低い人が、
自分の能力を実際よりも高く評価してしまう
認知バイアスの一種です。
この効果は、自分の知識やスキルの不足を
認識できないために起こり、
その結果、自己評価が過大になるという現象です。
なぜ起こるのか?
この効果が起こる主な原因は、
メタ認知の欠如です。
メタ認知とは、多くの脳科学者が推奨している
自分の思考や行動を客観的に見つめ、
評価する能力。能力の低い人は、
このメタ認知が不足しているため、
自分の能力を正しく評価できず、
過大評価してしまう傾向があります。
刷り込まれた「頑張り信仰と根性論」の呪縛
あなたを支配する3つの思い込み
さらにネックになるのが
50代以上の多くの日本人が
無意識に刷り込まれている
「目標達成の三箇条」
- 目標達成にはまず行動あるのみ
- 欲望を断ち切り頑張りと根性で乗り切る
- 弱音を言わず強い意志力で達成する
これらは一見正しく見えます。
実際「気合と根性」で夢を勝ち取った話も多いし、
当時のアニメもスポ根と言われるように
「気合と根性」が多く描かれています。
しかしそれは目標達成にはソレ以外にない。
という偏った情報が潜在意識に
刷り込まれてしまった状態なのです。
「ドラゴンボールの精神と時の部屋」症候群
多くの人は思い立ったら
情熱が冷めないうちに「頑張ろう」
早く目標を達成したいから
「努力」や「根性」で乗り切ろうとします。
言い方を変えると目標達成には
その方法しか知らないんです。
ボクと同世代の多くの人に刷り込まれている
目標達成法には
「頑張り論と根性論」こそが王道、
根性あるのみ、とにかく努力、
その方法が頭の中を支配します。
そういう人の脳の中で
手段と目的の入れ替わり現象が起きます。
大事なことは「理想の達成」なのに
燃え上がっているので
自分にハードなノルマを要求すること
を目標としてしまうんです。
例をいうと
作業効率を上げるのが目的なの
に残業を繰り返すことが
作業効率を上げると勝手に勘違いしてしまう。
理想達成にはそれなりの時間や労力を要するので、
その過程で「頑張ること」が
目的化されてしまいがちになるのです。
目標を立てた瞬間、
燃え上がった挫折する人は以下のような
無謀な計画を立て自分に押し付けます。
- 明日から毎日資格取得のため4時起きして2時間勉強
- 早朝ランニング2Km
- 夏までにダイエット完璧な食事管理
今までの自分を無視して
いきなりハードなスタート
目標達成をとにかく「頑張り」と「根性」で
ショートカットしようとするのです。
「ドラゴンボールの精神と時の部屋」
なんて思い浮かべて頑張りすぎてへたり込む。
いつの間にか「根性」は
「根ま性(ねましょう」になってしまう。
この「ショートカット願望」
こそが挫折への最短ルートまっしぐらなのです。
理想や夢を確実に実現することを
突き詰めて考えてみましょう。
しっかり目標を達成した人たちをみて下さい、
この人たちは
1.自分を思い通りに動かして
(思い通りに動かすに重点を当てる)
2.努力を継続し
(何よりも継続すること)
3.習慣化して理想をかちとっています。
(習慣化こそ最大の武器)
科学的自己操縦法をお話ししていきますが、
その前にとてもとても大事な準備をお話しします。
情熱だけでは目標を見失い
「手段と目的」を履き違えてしまう
かもしれません。
自分をよく見て。
何の為に理想を達成するのか?
達成するとどんな未来が待っているのか?
今、どんな感情が達成を妨げているのか?
科学的「自己操縦法」の実践
操縦法①:絶対優先「継続」の獲得
自分を思い通りに動かすという事を考えてみてください
無理をして頑張って辞めることではありません。
自己操縦法1:
初期の目標を決めます。
決めたら「継続できること」を最優先しましょう。
無理のない、
むしろ小さすぎると思う行動までハードルを下げる。
「キツイ鍛錬」で、早期達成ではなく
「継続」という大事なスキルを体得すること
を最大の目的とします。
目標設定のコツは自分に聞いてみること
自分に話しかけ「抵抗感」がないか確認します。
2時間の勉強ではなく5分の勉強、
もしくは参考書の目次だけ見る。
2kmのランニングからではなく
家の周りを1周ウォーキング、
もしくは部屋で足踏みする。
「キツめの行動」や
「決心の必要な大きなノルマ」は
厳禁です。
大きなノルマは
2時間時間が取れないから、
天気が悪いからと休む理由を
簡単に考えてしまえるからです。
とにかく継続できること、理由は2つ
1.「継続」というメンタルはスタート時、
たった1日休んだだけで大きく
モチベーションも情熱も失ってしまう。
ジョギング継続率データを思い出して下さい。
約半数が1日で挫折、2週間後には9割近くが諦める
これは初期によくある先延ばしシンドローム
先延ばしをすると
ストレスホルモン コルチゾールが増加する
(カーネギーメロン大学研究)
先延ばしをする人は自信を失いやすい
(カーネギー カルガリー大学 )
2.満足する行動量ではなく物足りない行動量が良い
なぜなら
満足すると動けなくなりがち。
物足りなさの残る満足は
次も励もうと意欲が出るのです。
ちなみに脳や潜在意識は
繰り返された行動に刷り込まれます。
眠くなるまで勉強したり
仕事したりを繰り返すと
脳や潜在意識はこれは「眠くなる行為なんだ」と
認識してしまい、教科書を見ただけで眠くなるのです。
先に述べたデータが物語っています。
ここは自分なりの小さなノルマを設定しましょう。
雨が降っても多少熱があっても
持続可能な小さな行動で「継続」
というスキルを手に入れましょう。
操縦法②:達成感を分割して脳と自分を褒める
長期目標には障害がおきやすい:
- 達成感の遅延
- 不確実性の増大
- モチベーションの自然減衰
つまり人は長期の目標や当てのない目標には
モチベーションを失いやすい
理由は「達成感の遅延」
そして長期の目標には「不確実性」が増大するからです。
私達は小さい頃に
親や先生にこんなことを言われませんでしたか?
何かを目指したら
最後まで頑張れ、
やり切るまでへこたれるな。
最後っていつ?
やり切るっていつ?
ゴールはどこ?
いつ達成となるの?
何がゴールか?
ゴール設定が曖昧。
ゴールを「最後」つまり「目標達成」
に置くと達成までの成果が見えない上に
未来が遠くになってしまう。
見えないゴールや果てしない努力って
自分を鞭打たない限りモチベーションの薄れ
と終わりの見えない疲れで萎えてしまいます。
解決策として
ハーバード・ビジネス・レビューの研究では、人間は
「自分の進捗が目に見えるとモチベーションが上がる」
ことが示されています。
これを「進捗モチベーション効果」といい、
自分がどれだけ進んだかを見える化することで、
行動の継続率が大幅に向上することが分かっています。
小さなマイルストーン
(中間目標)を設定し達成ごとに自分を認める。
例えばダイエットで家の周りを一周
という設定をしたらゴールを10日後に置く。
10日達成したら自分を褒める。
ご褒美を上げるなら食べ物ではなく
目に見える残るものを、
その時点で自分と相談してハードルを少しだけ上げる。
ここは自分用にオーダーメイドします。
オーダーメイドの1つの方法として最適なのが
「カレンダー」

視覚化ツール:カレンダー作戦
更に「継続」から「習慣化」に向けて
身近にある強力なツールを使いましょう。
それは「カレンダー」です。
行動できた日のカレンダーに⭕️をつける。
カレンダーは視覚という感覚を通じて
継続と習慣化に役立つ超有力なツールです。
実際には日記がいいのですが
最初から日記は続きにくいことは
先に話した通りです。せっかくの習慣化、
挫折よりも確実な継続に重点を置きましょう。
カレンダーの記録は自己肯定感も高まり、
自分や未来への期待感を促す
脳の快楽物質ドーパミンを放出させます。
一石二鳥どころかいいことだらけになります。
行動できた日にカレンダーに⭕をつける。これだけで:
- 自己肯定感の向上
- ドーパミン放出による快感
- 継続の視覚的確認
この2つの自己操縦法で
もう一度大事な注意点をお話しします「
どんな状況であれ、
理想達成を望むなら
絶対に継続は止めてはならない
厳しいようですが
初期段階ほどいったん行動を止めると再開率は低い:
行動を開始して間もない時期は、
まだ習慣化されていないため、
一度休んでしまうと
そのままフェードアウトしてしまう。
再開時には2
倍3倍のエネルギーを要してしまうからです
解決策は
代替策を設け継続は止めない
疲れて果てしなく眠い、
残業で寝る時間もない、
なら参考書を手に取るだけ
疲れ切っている、
2次会で酔過ぎている、
雨が降って外へ出れない、
なら「足踏み」を5回だけする
それで「良し」とします。
小さくても目標達成に向けての立派な行動継続です。
自分との約束は守ったのです。
自己肯定感は下がらず行動は止まりません。
行動が続くと
それは「継続」へと移行します。
そして「継続」は「
習慣」へと進化するのです。
47歳サラリーマンのどんぞこ大逆転
村井重治のビフォー・アフター
村井重治(47歳)は、子どもたちからヒントを得て
従来の方法を見直し考えを改めました。
成果よりも自分を思い通りに動かすこと、
継続すること、に重点を当てたんです。
「新たなスタートを」踏み出してみました。
Before(従来の方法):
- 宅建士試験:4回連続不合格
- 体重:13kg増加
- 家族関係:悪化
- 自己肯定感:最低レベル
スタート時
まずはカレンダー毎日記入
毎日の小さなスケジュールを書く
1日1つ過去問を解く
スクワット1回
1日1つジョークを言う
からスタートしました
After(自己操縦法実践後):
- 宅建士:合格
- FP2級:合格
- 体重:15kg減量成功
- 家族関係:劇的改善
彼の証言: 自分と喧嘩したらダメですね。
仲良く足並み揃えて進めば何でもできる
ような気がします。
おかげで私を避けていた娘たちも
私を少し見直してくれました。」
あなたの「敵」を「味方」に変える技術
真の目標達成とは
「自分を味方にして思った通りに動かす」
ことである。
成功者たちは皆、
この原則を(意識的・無意識的に)実践している:
- 自分を思った通りに動かす
- 努力を継続し習慣化へ導く
- 知識や技術を積み重ねステージを上げる
重要な真実: あなたを動かしているのは
「自分の一部」であり「自分の本心」ではない。
凝り固まった「脳と潜在意識」が
あなた自身になりすまし、あなたを支配している。
多くの人はそのシステムに気づかず、
「自分を自分だと思い込んでいる」だけなのです。
それでは最後にあの疑問と反論にお答えします。
気合と根性で夢を達成した人たちもいます
これにも科学的理由があるんです。
脳は苦痛を避け快楽を求める
これはいついかなる時も働く法則。
1部の人たちは望んだのか、
偶然なのか命懸けで、
苦痛と快楽をいれかえたのです。
わかりやすく現存する方では。
お笑いピン芸人のY子さん
食べれない、苦しい、住むところがない、
という苦痛から
住み込みで食事付きの
「快楽」である自衛官へ就任。
そしてもっと稼ぐための
「快楽」芸人へ
学生時代のベンチャー企業で
多額の借金を背負った「孫正義氏」
薬物使用で社会的信用を失い
多額の借金を背負い返済した「清原和博氏」
つまり、どん底まで落ちて
強制的に苦痛と快楽を入れ替えたのです。
「普通の人」にはなかなか
そういう機会は訪れませんし、
また望みもしないはずです。
このBrogを見ていただいた方が、
自分という生き物を理解して
すこしでも腑に落ちたなら幸いです。
今日は長い間のご視聴、
ありがとうございました。
苦痛と快楽の入れ替えは
また、違う機会に詳しくお話します。